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歯科訪問診療について

歯科訪問診療について

介護事業者番号:4337230256

歯科訪問診療の手引きをe-bookでご覧頂けます。

 
歯科訪問診療の手引き2023/03版を以下のリンクよりご覧頂けます。
 
 

歯科訪問診療とは

 
歯科訪問診療とは、高齢や病気などにより歯科医院へ行くことが難しい患者に対して行われる在宅診療の一つです。歯科医師や歯科衛生士が患者の自宅や療養先に訪問して、口腔ケアや治療を行います。 自宅や療養先に出向いて行われる在宅診療には、訪問診療の他にも往診というものがありますが、これら2つは異なる医療サービスです。歯科における訪問診療と往診の違いについて説明します。
 
■訪問診療
訪問診療とは、定期的な訪問計画を立てて診療を行う医療サービスです。患者や家族の同意を得た上で、月に2回など予め訪問日を決めて歯科診療を行います。他の医療機関との連携も行い、かかりつけの歯科医師としてそれぞれの患者に適した診療計画を立てていきます。 継続的な治療が必要であり、本人が歯科医院に通うことが出来ない場合に適したサービスです。
 
■往診
往診は、通院が困難な患者やその家族から要請があったときにのみ行われる医療サービスです。急な歯の痛みや入れ歯の不具合が発生した際の応急処置として行われます。一回きりの不定期の処置である点で訪問診療とは異なり、できることも限られてきてしまいます。
 

歯科訪問診療を受けられる条件

保険内での歯科訪問診療は、誰でも受診できるわけではなく、申し込むためには一定の条件が必要です。
 
■通院が困難である
高齢や病気により、寝たきりの状態や身体が不自由であるなど、やむを得ない事情で通院が難しい場合に限られます。要介護認定や医師による診断書が必要な場合もあります。通院が面倒であるなどの事情では保険適用はできません。 歯科訪問診療の対象者となるかどうかは、歯科医師によって判断されます。
 
■歯科医院から16km以内の距離にある
基本的に保険内の訪問診療の対象となるのは、歯科医院から半径16km以内の地域に限られます。限られた医療資源の中で、近くに歯科医院があるのにも関わらず、わざわざ遠くの歯科医院を呼ぶことは許されていないのです。また、緊急時には地域の保健施設と連携した医療を行うためにも、地理的な近さにあることが望ましいとしています。
 

【当院より16Kmの範囲。クリックで拡大します。】